地下に閉じこめれられたマービン博士は死を覚悟し、メッセージをテープに吹き込もうとするが、破壊の影響で電力が低下していたためテープは止まってしまう。何とか電力を回復させるとテープがゆっくりと動き出し、そのテープから声が聞こえてきた。
「マービン博士。至急あなたに会いたい。明日の正午きっかりに我々は宇宙線見測所に姿を現す。」
車で録音した音を再生速度を変えて聞くと、それは宇宙人からのメッセージだったのだ。

このロケット基地のロケ地はロサンゼルスにある下水処理場。地下にはパイプが無数にあり、モーターの音がパイプから響き出ているのが不気味だったのでそれを録音し、そのまま飛行する円盤の効果音に使用している。

救出されたマービン博士とキャロルは証拠のテープをもってワシントンへ向かった。
そして、軍お約束の、
「テープの録音だけでは、円盤の攻撃があったとは信じられない」
「メッセージと事件は関係ないかも・・・」
「次の攻撃を黙って待てと言うんですか?」
マービン博士は軍により拘束の身になってしまう。

責任を感じたマービン博士は独自に宇宙人に無線機で接触を試みる。
「こちらマービン。255.6メガヘルツ、そちらの周波数に変更した。応答せよ。」
「マービン博士・・・聞こえる。そちらはどうだ?」

これで通じるとは・・・

接触に成功したマービン博士は宇宙船に招かれ、そこで宇宙人の地球来訪の目的が明かされる。宇宙人が翻訳機を使い話しかけてくる。
「なぜ、ロケットを破壊した?」
「あれほど原始的なものだと思わなかった。我々を攻撃する武器だと思った。」
「なぜ地球へやってきた?」
「我々の星は崩壊し、我々はその生き残りだ。地球の上空では他の宇宙船が上陸の合図を待っている。」
友好的に話を進めようとマービン博士に接触して、「ワシントンで地球の代表者との会見をしたい」というメッセージを伝えようとしたのだが、時間の流れが違うので、ただの音にしか聞こえず理解されなかったという。

つまり、侵略目的で地球にやってきたが、破壊による侵略は時間がかかるので話し合いで地球を明け渡してもらいたい。武器だと勘違いして観測衛星は全部打ち落としちゃいました。マービン博士がドライブ中に話しかけてみたが、通じなかったので、改めて話し合いをお願いします・・・という事か。

最初から翻訳機使えよ。\( ̄ー ̄;)